2014.10.20 Monday
一定期間更新がないため広告を表示しています
- | | - | -
開脚の夢幼児期に股関節脱臼の手術をして現在に至る。
現在の病名は変形性股関節症。 夢は開脚すること。 趣味は短歌と写真撮影。
Calendar
Profile
New Entry
Recent Comment
Recent Trackback
Category
Archives
Link
OTHERS
Recommend
Sponsored Link
|
2006.09.30 Saturday
町のど真ん中を流れている小さな川
その川沿いに柳の枝が垂れ下がっていて どこからともなく吹く風にゆらゆらと身をまかせている 古い町並みが続くなかを私は杖をついてゆっくり歩く ここだけは時間が止まっているようだ なぜか心までゆったりしてくる 最近の私は心に余裕がなくなっていると思う 追い詰められて迷路に迷い込んだよう 現実を直視するのは勇気がいる でも目を逸らせてはいけないのだ なんのために生きるのか 誰のために生きるのか そんなことはどうでもいい 命があるから生きるのだ 2006.09.29 Friday
小学校3年生の夏休み明け
私は松葉杖をついて登校した 同級生にからかわれ杖を盗られて靴を隠された 私のみっともない歩き方を真似されて泣いたあの頃 今だに思い出したくない出来事 思い出したくないのに忘れられない 私の人間形成に大きな影響を与えた数々の出来事 死ぬまで誰にも言わずにおこうと思ったのに なぜ私は話す気になったのだろう 松葉杖を買った まだ使わないと思うけど クローゼットに入れてあるだけでなぜかほっとする これからどうなるのか これから私の身に何が起こるのか とにかく 松葉杖を買って気持ちが落ち着いた 2006.09.28 Thursday
ここの植物園には私の大好きな蘭の花があった
ピンクとホワイトの二色があった 温室の中ですくすくと育ったらしく花は満開だった 蘭の花は絢爛豪華で私は大好きだ 人間でいうと20代のピチピチした美人って感じ 私にもそんな時期があったはずなのに いつのまにこんなになっちゃったんだろう 気持ちだけは若いつもりなんだけど そーだ そーだ死ぬまで青春しなくっちゃ 杖をついてもおしゃれはしたい いつまでもきれいでいたい(それは絶対に無理だ) 2006.09.27 Wednesday
大橋を渡るともう夕暮れになっていた
つい二日前のこと 海の上にも秋の気配が漂っていた 夕日が大橋を照らし出し赤く染まってとても偉大に見えた 美しいものをもっと見たいと思う 最近の私は生き急いでいるのか 強く生きるには諦めるしかないとわかっていても 諦め切れない心の葛藤に苦しむ でも足が悪いのが私でよかった 私の大切な人たちにはこんな思いはして欲しくない 2006.09.26 Tuesday
日本は島国 四方八方を海に囲まれている
だから橋作りの技術が発達しているのか 性能もすばらしいが外観もすばらしい 秋の日差しに照らされて海面がキラキラ光っていた 時折小さな船が行き交っている のどかな風景 すっかり見慣れたこの景色 いつも心を和ませてくれる 日本に生まれてよかったなと思うひととき 大きな海を見ていたら病気のことなんてちっぽけな事のように思える こんな立派な橋を心と心に架けることが出来たら多少波風が立っても決して別れは訪れないだろう 2006.09.25 Monday
空を飛びたい 蝶々のように美しくなくてもいいから
蜜を吸いたい 少々苦くてもかまわないから 自由に動き回れる羽があったなら 私はまっ先にあなたの元に飛んでゆく さわやかな秋の風に乗って ゆらゆら ゆらゆら ゆっくり時間をかけて飛ぶ あなたを想う時間が長ければ長いほど 幸せな時間が長いってことだもの でも 私は蝶々にはなれない 今日も手にマメを作りながら杖をつく 羽があればあなたの肩に乗っていつも一緒に居られるのにね 2006.09.24 Sunday
「股関節症」という本をネットで購入した
水中運動の仕方と日常生活の注意点と工夫について書いてある 今日届いたばかりなのでまだ詳しくは読んでないんだけど 脚長差が5センチあってもいいのです 日常生活が人より不便でもいいのです この痛みさえ取れれば.....手術をしなくて済むのなら ただ手術をしたくない一心でせっせとプールに通ってます 無駄な抵抗だと笑われようと 私は.....やっぱり手術はしたくない 手術を宣告されるのは死の宣告に等しい 溺れるものはワラをも掴むとはよく言ったものだ 私は今 その意味がすごくよくわかる 2006.09.23 Saturday
真っ青な空に白の絵の具で直線を描いたようなひこうき雲をみつけた
空に向かって深呼吸をしてみた 空気がおいしい 風が心地よい 今の私は何を見ても感動できる なぜだろう 自分の行く末を想像しても悲しいとか淋しいとか思わなくなった いくら考えてもなるようにしかならないのだから 何かが吹っ切れた感じがする 開き直りかな? それで楽になれるなら開き直りもいいじゃないか 私は生まれて今まで一度も自分が不幸だとか哀れだとか思ったことがない 同情されるのは嫌いだ だから自分に同情したりしない もうひとりの私が弱い私を叱りつける しっかりしろ 負けるな 負けるな 空はこんなに広いぞ 空はこんなに青いぞ きれいだね うん きれいだよ 2006.09.22 Friday
丘の上から見下ろすと海と山が見える
民家がたくさん見えた どんな人が住んでいるのだろう いつもは見慣れたこの街も目線を変えてみると異国のような雰囲気がある 知らないところに来たような変な感覚 そして小さな感動を覚えた昼下がり おーい みんな がんばってるかぁ〜?? 私もがんばってるぞぉ〜 2006.09.21 Thursday
昨日の昼下がりに青い朝顔をみつけた
朝顔って朝しか咲かないのかと思ったけどそうでもないらしい 朝顔にもいろんな種類があるのだろう 青色の大輪の花を咲かせていた 秋の日差しがまぶしかったけど朝顔がより一層きれいに見えた 光は希望 光は命 一直線にこの身に降りかかる 明日になれば 明日になれば きっとよくなる そんな気がした | 1/3PAGES | >>
|